世界の科学者らが温暖化を議論 京都でIPCC総会

世界の科学者らが温暖化を議論 京都でIPCC総会

京都市で5月8日、地球温暖化対策をけん引してきた世界各国の科学者らが一堂に会する国連の専門機関、IPCC「気候変動に関する政府間パネル」の総会が始まった。
開会式にはおよそ150の国や地域などから科学者や政府の担当者などおよそ360人が集まった。今回の総会では温室効果ガスの排出量の計算方法を13年ぶりに見直すことにしていて、人工衛星で宇宙から観測した地上の二酸化炭素のデータをもとに、各国の排出量を推定するなど、新たな手法の導入について議論が交わされる予定。
総会は12日まで開かれ、13日に報告書として公表される。