3カ月で22件の警官・市民銃撃事件 治安悪化懸念広がる

3カ月で22件の警官・市民銃撃事件 治安悪化懸念広がる
 インドネシアで警察官・市民が射殺される銃撃事件がこの3カ月間で22件発生、犯人グループや各事件の関連性は不明のままで、市民の間に治安悪化に対する懸念が広がっている。
 非政府組織(NGO)の警察監視団(IPW)によると、この3カ月間に発生した22件の銃撃事件のうち、まだ1人の容疑者しか逮捕されていない。9月10日も午後10時20分ごろ、南ジャカルタ・クニンガンの汚職撲滅委員会(KPK)庁舎前の大通りで、大型トラック6台の車列を警護していたオートバイの警察官が、オートバイ2台に分乗した3人組に銃撃され即死している。