三菱重工グループの三菱重工航空エンジン(略称:MHIAEL、本社:愛知県小牧市)は5月29日、香港のキャセイパシフィック航空が運航する貨物機B747-400ERFに搭載されるPW4000エンジンの修理・整備(MRO:Maintenance、Repair and Overhaul)を受託する契約を締結したと発表した。これにより、MHIAELは今後5年間にわたって、キャセイパシフィックのエンジンを修理・整備し、同社の運航をサポートすることになる。キャセイパシフィックは香港国際空港を本拠地(ハブ空港)として、100機を超える旅客機や貨物機を世界100都市に就航させている、航空会社の格付けでも国際的に評価の高い有力”フラッグキャリア”。