東洋エンジニアリングが石化最大手から設備増強工事受注
インドネシア石油化学最大手のチャンドラ・アスリはバンテン州チレゴンのナフサ分解工場の生産能力増強で、東洋エンジニアリングと設計・調達・建設(EPC)契約を締結したと発表した。エチレンの生産能力は現行から約4割拡大する。事業費は3億8000万米㌦(約376億円)。今年第3四半期(7~9月)に着工し、2015年第4四半期に稼働する予定だ。
エチレンの年産能力は現行の60万㌧から86万㌧に拡大する。以下、プロピレンは15万㌧増の47万㌧、熱分解ガソリンは12万㌧増の40万㌧、ナフサ分解時に発生するC4留分は9万5000㌧増の31万5000㌧にそれぞれ増える見通し。