愛媛・和歌山大学生が西ジャワ州ブカシ市の子供らと交流
じゃかるた新聞によると、愛媛大学と和歌山大学の国際協力サークルの学生ら10人が9月15、16の両日、西ジャワ州ブカシ市のバンタルグバンごみ処理場近くの小中学校「アル・ファラー」を訪問した。日本語クラスの生徒を中心とする4~6年生の小学生37人が交流会に参加し、日本文化の紹介や料理、運動会などを通して交流を楽しんだ。
小学生たちは当初、日本からの見慣れない客に多少緊張した様子だったが、1時間もすると大学生に折り紙を折るように求めたり、日本語で自己紹介しようと話しかけたりするまでに打ち解けた。大学生らが昼食にハヤシライスを振る舞った後は、白玉団子を一緒にこねるなどお菓子作りや、運動会などを通して、さらに盛り上がりをみせた。最後は小学生らによるアンクルン(竹製の伝統楽器)の演奏や、元日本留学生のインドネシア日本同好会(KAJI)のメンバーが弾くギターによる日本語の歌などで締めくくられた。その後、学生たちはごみ処理場という特殊な環境下にある子供たちの家庭を訪問し、父兄に話を聞いた。
学生らは17日には今後のインドネシアとの関わり方を探るため、東ジャカルタのダルマ・プルサダ大学日本語学科の学生30人と話し合いの場を持った。その結果、日本・インドネシアの大学で継続した支援プロジェクトができるようにとの企画が持ち上がった。