スズキが930億円を投じる新工場建設を発表 年25万台へ
スズキは9月19日、ジャカルタ近郊の工業団地に930億円規模を投じ、新工場を建設することを正式発表した。新工場では四輪エンジン工場と完成車の組立工場を建設中で、エンジン工場は2014年2月から順次稼働、同11月には一貫生産体制が整う。組立工場は15年1月の稼働予定。同国で人気の3列シート車「エルティガ」を生産する計画だ。
インドネシアでの年間生産台数は12年度が14万9000台だったが、設備増強により年間生産能力は15年度には約7割増の25万台となる見込み。同社はインドネシア市場で軽自動車「ワゴンR」をベースに1000ccのエンジンを搭載した小型車「カリムン ワゴンR」を9月から生産しており10月にも発売する。