政府は渋滞緩和と自動車産業発展を並行し推進 副大統領

政府は渋滞緩和と自動車産業発展を並行し推進 副大統領
 インドネシアのプディオノ副大統領はこのほど、政府が導入したLCGC政策は交通渋滞を悪化させるとして、この政策に反対する旨の書簡を提出したジャカルタ特別州のジョコウィ知事に対し、公式見解を明らかにした。
 要旨は①中央政府は渋滞や洪水を含め首都ジャカルタの問題を放置することはない②渋滞緩和策として、中央と地方政府が協力し早急に公共交通機関を整備する必要がある③自動車の購入を制限するのではなく、大都市の特定の道路にERP(電子式道路課金システム)を導入したい-など。そのうえで同副大統領は、知事の懸念は非常によく分かるが、私は一緒になって渋滞問題の解決を図る用意ができている-と述べ、自動車産業の発展と渋滞緩和を並行して進めていく方針を示した。