JR東日本(本社:東京都渋谷区)は9月3日、シンガポールで公共交通事業を行うSMRT並びに同国最大のリテーラーでコンビニチェーン「Cheer」を展開するNTUCの各子会社を通じて、2019年12月、同国内に開業予定のトムソン・イーストコート線駅構内商業区画の開発・運営権を、シンガポール陸上交通庁(LTA)より獲得したと発表した。 同事業はトムソン・イーストコースト線全32駅のうち27駅でエキナカ店舗開発に取り組むもの。海外鉄道路線における複数駅のエキナカ開発は、日本の鉄道会社として初めての試み。同商業権の期間は2019年末(予定)から16年間。27駅53区画、総貸付可能面積は約5,000㎡。2019年末に予定されている鉄道開業に合わせ順次開業する。