12年の訪日者は前年比64.1%増で初の10万人突破
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、インドネシアからの2012年の訪日者数は前年比64.1%増の10万1600人となり、初めて10万人を突破した。海外渡航者が年々増えているインドネシア人を誘致しようと、JNTOは5月にもインドネシア事務所を開設する予定で、日本観光の促進活動が一層活発化するとみられる。
JNTOシンガポール事務所は、インドネシアからの訪日観光客急増の理由について①経済成長による所得増②格安航空会社(LCC)の日本発着便の増加③東京~大阪間以外の観光地の知名度向上-などを挙げている。
訪日観光客のトップ3は韓国(204万人)、台湾(146万人)、中国(143万人)だった。12年12月の訪日インドネシア人は前年同月比42.1%増となり、過去最高の1万3400人に上った。