JR西日本(本社:大阪市北区)は9月24日、中国最大のネット通販企業アリババグループと提携したと発表した。JR西日本は、アリババ傘下の中国人向け旅行サイト「Fliggy(フリギー)」を通じて鉄道チケットや宿泊施設、レストランなどを一括して予約・販売してもらう。これにより大阪や京都など、いわゆるゴールデンルートに偏りがちな観光客を分散させ、近畿全域だけでなく北陸や中国地方エリアの観光地の魅力を発信し、JR西日本全体での利用者増加を図る。また、スマホを使った電子決済システム「アリペイ」を駅ナカの店舗などに導入し、中国人観光客の利便性を高める。