村田製作所(本社:京都府長岡京市)は10月4日、総額約29億円を投じた生産子会社、Murata Electronics(Thailand),Ltdが、2018年12月より建設を進めてきた2つの生産棟が完成したと発表した。いずれもRC造2階建てで、EMIフィルター生産用の生産棟の延床面積9,993㎡、建築面積5,166㎡で、投資額約15億円(建物のみ)。アンテナコイル生産用の生産棟はの延床面積9,995㎡、建築面積5,138㎡で、投資額約14億円(建物のみ)。スマートフォンをはじめとする高機能化が進むモバイル機器向けや、電装化が進む自動車向けの電子部品需要の増加に対応する。