9月の訪日外客数5.2%増の227万3,000人

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2019年9月の訪日外客数は前年同月比5.2%増の227万3,000人となった。前年同月の216万人を約11万人上回った。韓国市場の減速は続いているものの、「ラグビーワールドカップ2019日本大会」の開催により、欧州・アジア・大洋州からの訪日客が伸び、出場国が含まれる欧米豪市場の訪日外客数が前年同月に比べ7万7,000人増えた。また、中国市場および東南アジア市場が引き続き堅調に伸びていることが、全体の増加に寄与した。                                             市場別では英国が単月として過去最高を記録したほか、17市場(中国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)が9月として過去最高を記録した。