王子ホールディングス(本社:東京都中央区)は10月21日、バイオプラスチック(ポリ乳酸、ポリエチレン)開発事業が、双日プラネット(本社:東京都千代田区)とともに、環境省が行うCO2排出抑制およびプラスチック資源循環システムの構築を目的とする委託事業に採択されたと発表した。 従来の石油を原料とするプラスチックを、持続可能なバイオマスを原料としたバイオプラスチックに置き換えることで、大気中へのCO2排出を抑制し、地球温暖化防止に貢献することを目指す。サトウキビ、トウモロコシなどの可食原料ではなく、非可食原料の樹木由来のパルプを原料としたポリ乳酸やポリエチレンの製造を実証する。これにより、非可食バイオプラスチックの普及を目指す。