日本パワーファスニング 中国事業から全面撤退

建設用特殊ねじのトップメーカー、日本パワーファスニング(本社:大阪市北区)は12月20日、中国連結子会社の蘇州強力五金有限公司(以下、蘇州五金)が営む中国事業から全面撤退すると発表した。蘇州五金は1994年10月から同社連結子会社として日本のプレハブ住宅向けを中心にねじ・金物等のファスナーを生産してきたが、中国現地の人件費の高騰、環境規制の強化等から採算性が低下し、2012年度から営業赤字が続いており、今後の黒字化も困難と判断した。事業撤退完了日は2020年4月末日の予定。