東洋エンジニアリング(本社:千葉県習志野市)はこのほど、マレーシア・ジョホール州の石油化学コンプレックスで建設していたスチーム・クラッカー・コンプレックス(SCC、水蒸気分解施設)が完工したと発表した。発注元のプングラン・リファイニング(マレーシア国営石油ペトロナスとサウジアラビア国営石油サウジアラムコの折半出資会社)に引き渡した。工期は5年4カ月。受注額は2,400億円。この案件は、東洋エンジニアリングと同社の現地法人トーヨー・マレーシアで構成するコンソーシアムが2014年8月、設計・調達・建設を一括で受注していた。