住友商事がイで富士電機と組み9件目の地熱発電受注

住友商事がイで富士電機と組み9件目の地熱発電受注
 住友商事は10月7日、インドネシア国営石油ガス会社PT Pertamina社の地熱発電子会社PT Pertamina Geothermal Energy(以下、PGE)より発電容量35MWのカモジャン地熱発電所5号機の土木据付込み一括請負工事契約を受注したと発表した。これは同社とインドネシア大手エンジニアリング会社Rekayasa Industri(以下、レカヤサ)とのコンソーシアムによるもの。
 建設場所は西ジャワ州バンドゥンから約40㌔㍍に位置するガルット市。主要機器の地熱発電タービンや発電機は地熱発電分野で高度な技術力と多くの経験を誇る富士電機が製造・納入し、発電所および集蒸気配管の土木・据付はレカヤサが担当する。工期は23カ月で、2015年7月完工の予定。
 同社はパートナーの富士電機やレカヤサと組み、インドネシアの地熱発電プロジェクトに注力し実績を挙げており、今回の案件は同社にとって9件目の地熱発電プロジェクト受注となる。