マーケティング&コンサルテーションの富士キメラ総研(所在地:東京都中央区)の調査によると、2025年の世界の5G通信関連市場は、2018年比3倍の11兆3,530億円に上る見込み。
2019年の基地局世界市場はLTE向け投資が減少するものの、5G通信向けや5G通信を見据えた投資が始まったことにより、2018年比21.1%増の4兆6,380億円が見込まれる。そして、今後5G通信向け投資は本格化し、2025年には同3倍増の11兆3,530億円に膨らむと予測される。
この調査では、5G通信関連として基地局3品目、エッジ機器(スマートフォンや自動車、監視カメラなどユーザー側終端製品)7品目、基地局用構成デバイス・材料9品目、RFデバイス・CPU7品目、無線通信デバイス3品目、放熱・ノイズ対策2品目、基板3品目の計34品目の市場を調査・分析するとともに、主要関連企業15社の事例分析を行った。