日本精機が来年インドネシアで合弁設立 海外初拠点

日本精機が来年インドネシアで合弁設立 海外初拠点
 産業機械製造の日本精機(秋田市)は2014年にインドネシアでプラント関連機械の設計・販売を手掛ける合弁会社を設立する。同社の海外進出は初めて。2016年度には売上高3億~5億円を目指す。食品企業などを対象としたメカトロニクス事業の提携交渉も進めており、日本で培った技術力を生かしてインドネシア市場の需要を取り込む。
 ジャカルタでプラント関連機器を製造するマルチファブと合弁会社「日本精機MFGインドネシア」を14年3月までに設立することで合意。資本金は3000万円で、日本精機が70%を出資する予定。マルチファブに技術を提供し、同社が製造するガス、石油、水を分離するセパレーターなどを販売する。