インドネシア中銀が10月は政策金利7.25%で据え置く

インドネシア中銀が10月は政策金利7.25%で据え置く
 インドネシア中央銀行は10月8日、理事会を開き政策金利を7.25%で据え置くことを決めた。同国は通貨ルピア安や物価上昇に対処するため、多くの市場関係者にとっては想定外の、9月まで4カ月連続で利上げを実施していた。今回の金利据え置きは、直近のインフレ率や貿易収支に改善がみられ、9月末時点の外貨準備高が前月末比で3%増えるなど、市場の不安が和らいだと判断したため。