阪和興業(東京本社:東京都中央区)は3月30日、インドネシアの高炉一貫普通鋼メーカー、徳信鋼鉄有限公司(所在地:スラウェシ州モロワリ県)に対し10%の持分出資で参画し、3月29日に第1高炉の出銑に成功したと発表した。
徳信鋼鉄有限公司は、中国の徳龍鋼鉄グループが、中国の青山実業グループの上海鼎信集団およびINDONESIA MOROWARI INNDUSTRIAL PARKとの合弁で設立された鉄鋼メーカー。スラブ、ビレット、丸棒、線材などを生産する。生産能力は350万トンを予定。第1高炉は3月、第2高炉は5月に稼働する予定。同プロジェクトには生産能力をさらに500万トンへ増強する計画がある。