「新型コロナ禍」による経営破綻45件 25都道府県で発生

東京商工リサーチのまとめによると、4月7日現在、「新型コロナ禍」関連の企業倒産は20件、法的手続き準備中は25件発生し、合わせて45件に達した。都道府県別にみると、最多が東京都の6件、次いで北海道の5件、兵庫県の4件、大阪府・福岡県の各3件などと続き、全国25都道府県に広がっている。
業種別にみると、最多は宿泊業の12件(倒産5件、法的手続き準備中7件)で、以下、飲食業7件(同3件、同4件)、食品製造業6件(同3件、同3件)、インバウンド需要に対応していた業種を主体に軒並み大きな打撃を受け、小規模・零細企業が圧倒的に多い。