スズキ コロナ禍でインド新工場の稼働再延期を表明

スズキは5月26日、インド西部のグジャラート州に建設している四輪車の新工場の稼働を再延期すると正式表明した。稼働時期は未定。新型コロナウイルスの感染拡大による販売低迷のため。ただこれまでに、政府のロックダウン(都市封鎖)措置に伴い操業停止していた、北部ハリヤナ州のマネサール工場、グルガオン工場、西部グジャラート州のグジャラート工場の既存の四輪車3工場は、操業再開にこぎ着けている。しかし、今後は自動車市場の冷え込みや、新型コロナの影響の長期化なども勘案し、先送りを判断した。スズキはインドの乗用車市場で5割のシェアを握っている。