インドネシアは18.2%で4位 採用したい外国人留学生

インドネシアは18.2%で4位 採用したい外国人留学生
 株式会社ディスコ(東京都文京区)が8月29日~9月10日、全国の8478社(593社回答)を対象にインターネットで実施した、外国人社員(日本に留学している外国人留学生または海外に在住する外国人)の採用に関する調査によると、外国人留学生を採用する企業は増加傾向にあり、外国人留学生を含む1社当たりの採用規模は平均で2.76人であることが分かった。  
  採用したい外国人留学生の出身国(地域)は中国の40.9%を筆頭にベトナム、タイいずれも24.2%、インドネシア18.2%、台湾17.4%、韓国15.9%と上位6位までを経済成長著しいアジア圏が占めた。
 外国人留学生社員による社内への「好影響は?」の設問に対し、「日本人社員への刺激、社内活性化」が71.1%で最も多かった。一方、「問題点は?」に対し、「文化、価値観、考え方の違いによるトラブル」が59.1%で最も多く、次いで「言葉のカベによる意思疎通面でのトラブル」が50.5%だった。
 なお、2013年度(2013年4月~2014年3月入社)に外国人留学生を「採用した」企業は予定を含め全体の35.2%、2014年度(2014年4月~2015年3月入社)の見込みについては、「採用する」企業が48.4%で半数近くに達することが分かった。