居酒屋チェーンを主幹事業とするワタミ(本社:東京都大田区)は6月11日、焼肉業態の「上村牧場」で年内に台湾・ベトナムへ進出すると発表した。これらのアジア圏を足掛かりに2021年早々には北米へ出店することも併せて検討していることも明らかにした。これに先立ち、上村牧場ですでに5月16日東京都内(大田区蒲田)に店舗をオープン。地元のファミリー層を中心に着実に地域に根付き始めているという。
上村牧場は、ワタミが2019年12月に鹿児島・カミチクグループと合弁会社を設立し、日本が誇る和牛を最高のコストパフォーマンスで提供する焼肉業態。
台湾ではショッピングモール開発・運営大手、ブリーズグループ(微風廣場實業股份有限公司)が、台北駅構内で運営するエキナカ商業施設「BREEZE TAIPEI STATION」への出店、そしてベトナムでは現地合弁パートナー、ソンキムグルプとともにホーチミン1区中心地のショッピングモールへの出店をそれぞれ計画している。