インドネシア人新オーナーがインテルに改革の大ナタ?
イタリアのメディアによると、10月14日に正式にイタリアのセリエA、インテル・ミラノのオーナーとなったエリック・トヒル氏(40)が、コスト削減による同クラブの抜本的な改革に乗り出すことは避けられないとみている。トヒル氏は、インテル・ミラノの株式の70%を取得したエリック・トヒール&アソシエイツ社の代表で、米国流の合理経営がモットーのインドネシア人実業家。
スポーツマスコミによると、まずそのコスト削減の対象は高年俸のベテラン選手。名前が挙がっているのはDFでは主将のサネッティ(40)やサムエル(35)、FWミリート(34)、MFカンビアッソの元アルゼンチン代表グループと、元ルーマニア代表のMFキヴ(32)は契約打ち切りが避けられないとみられている。
さらに、第2弾として監督交代の可能性も指摘されている。日本代表で、年俸110万ユーロ(約1億4000万円)のDF長友佑都(27)にもコスト削減の”余波”が到来するかも知れない。インテルは20日現在、リーグ戦3試合まだ白星なしで5位。今後の戦績次第では改革のスピードが加速することも考えられる。