大戸屋HD 「大戸屋ごはん処」合弁で中国市場へ再参入

大戸屋ホールディングス(本部:東京都武蔵野市)は7月3日、中国・上海市で飲食事業の運営に実績のある企業と合弁会社を設立し、全家便利商店戸股份有限公司(Taiwan FamilyMart Co.,Ltd. 以下、台湾FM)と当該合弁会社が、中国におけるサブフランチャイズ契約を締結し、改めて中国市場における「大戸屋ごはん処」の展開を推進すると発表した。
大戸屋ごはん処をフランチャイズ展開する合弁会社「上海全戸成餐飲管理有限公司」の資本金は1,000万人民元(約1億5,200万円)で、出資比率は大戸屋ホールディングス20%、上海●城季諾餐飲管理有限公司50%、上海全餐餐飲管理有限公司30%。7月に設立する予定。
大戸屋ホールディングスは2014年に台湾FMとの間で、中国全土におけるエリア・フランチャイズ契約を締結し、上海市で大戸屋ごはん処の展開を開始、5店舗を出店した。しかし、当初想定した展開には至らず、現在店舗は閉店している。
大戸屋ホールディングスは2020年3月末現在、計436店舗(国内347店舗、海外116店舗、フランチャイズ含む)を展開している。