中国2四半期ぶりプラス成長に転換 4~6月GDP3.2%増

中国国家統計局の発表によると、2020年4~6月の国内総生産(GDP)は、物価の変動を除いた実質で前年同期比3.2%増となった。生産や投資が回復し、2四半期ぶりにプラス成長に転換した。先進国に先駆けてプラス成長に戻ったものの、雇用や消費の改善は遅れている。このため、2008年のリーマン・ショック時のように、世界経済をけん引するような力強さはうかがえない。