資生堂がインドネシアで化粧品合弁会社 中間層を開拓
資生堂はインドネシアの大手財閥シナルマス。グループと合弁会社を設立し、同国の化粧品市場を開拓する。2014年から価格を1000円台に抑えた20~30代向けのブランド「Za」を売り出し、幅広く中間層の需要増に応えていく。また、ムスリムに配慮したハラル対応品の供給体制も整備する。合弁会社「資生堂インドネシア」を14年1月に設立することで、このほど基本合意した。資本金の額は未定だが、資生堂が65%出資する。中国での販売が低迷する中、東南アジアで最大規模のインドネシアでシェア拡大を図る。