日立物流が物流需要増見込みジャカルタに現地法人設立
日立物流はこのほど、インドネシアのジャカルタ市内に現地法人を設立し、10月から本格的に営業を開始したことを明らかにした。新たに設立した現地法人は「ヒタチ・トランスポート・システム・インドネシア」で、資本金は約11億円。日立物流子会社のヒタチ・トランスポート・システム(アジア)が90%、日立物流が10%出資した。
インドネシアにおける日系製造業の進出先は、これまでの西ジャワ州から、地価の高騰により東ジャワ州、中部ジャワ州などへも広がりをみせている。これに伴い、日用品の小売りはじめ、自動車関連業界などの海外展開を進める顧客の物流ニーズが今後一段と高まることが見込まれるため、現地法人を設立し、きめ細かく対応することにした。