ソフトバンクG 唾液PCR検査の子会社設立 低価格・高頻度で提供

ソフトバンクグループは7月29日、新型コロナウイルス検査のための検体を安全に採取できる唾液PCR検査を低価格・高頻度で提供することを目指す子会社「新型コロナウイルス検査センター」を設立したと発表した。
同センターは、国立国際医療研究センターと新型コロナウイルス感染症対策として、PCR検査の高頻度実施によるクラスターの抑制、早期発見および拡大防止に関する効果検証を行うことを目的とする共同研究を進めるべく協議している。
まずはソフトバンクグループ従業員約4万4,000人を対象に唾液を用いたPCR検査を試験的に開始する。また、検査を希望する自治体や法人などに、実費負担だけで唾液PCR検査を提供できる環境整備を進めていく予定。