日本のコロナ関連倒産406社に 飲食・宿泊業に深刻な打撃

帝国データバンクのまとめによると、新型コロナウイルスの影響で経営破たんした企業は8月3日午後4時までに、法的手続きをとり倒産した企業と、事業を停止して法的整理の準備に入った企業を合わせ406社に上った。
業種別にみると居酒屋やレストランなどの飲食店が最多の56社、ホテルや旅館の宿泊業が48社、アパレルの販売と食品卸がそれぞれ25社で続いている。都道府県別では東京都が97社と最も多く、次いで大阪府が41社、北海道が23社で続いている。
今後について、感染確認者数が突出して多い東京都や大阪府で、飲食業などに都や府が営業時間の短縮を要請していることから、飲食業はさらに一段と厳しい状況に陥るおそれがある。