アジア開発銀行(本部:フィリピン・マニラ、以下、ADB)は7月31日、バングラデシュにおける718メガワット(MW)のガス複合火力発電所の建設および運営のため、リライアンス・バングラデシュLNG&パワー社(RBLPL)と2億ドルの融資契約に署名したと発表した。同プロジェクトは同国の電力不足を緩和するとともに、民間部門における電力セクターへの投資をさらに促進させる。
この支援はADBからの1億ドルの融資と、国際協力機構(JICA)が出資し、ADBが管理するアジアインフラパートナーシップ信託基金(LEAP)からの1億ドルの融資で構成される。同プロジェクトには国際協力銀行(JBIC)と4つの民間金融機関が協調融資している。