20年度国内設備投資コロナ禍で9年ぶり減 政策投資銀

日本政策投資銀行は8月5日、大企業の2020年度国内設備投資額が、東日本大震災後の11年度以来9年ぶりに減少する見通しと発表した。20年度投資計画は最終的に全産業で前年度比5.8%減とみている。製造業が5.1%減、非製造業が6.2%減といずれもマイナスに転じる。ただ、新型コロナの影響の見極めが難しいことから未回答だった企業も多く、同行ではコロナの動静いかんで、さらに下振れの可能性があるとしている。