ジャカルタ特別州が中高の教室に監視カメラ設置を検討
地元紙によると、ジャカルタ特別州が中高の校内での「不道徳な行為」が次々と明らかになっていることに対応、州内すべての国立中学・高校の教室への監視カメラの設置を検討している。中央政府でも支持する声はあるが、教育現場への過度な監視として批判も予想される。
タウフィック・ユディ教育局長が11月2日、全校への監視カメラ導入を明らかにした。州教育局は教師による生徒へのわいせつ行為や生徒間の性行為など「校内での望ましくない事例」が多く明らかになっているためと説明した。アホック副知事もこれを支持しており、監視カメラ設置の予算は早ければ2014年にも盛り込まれるという。ムハンマド・ヌー教育文化相も州の方針に支持を表明し、教室に監視カメラを設置すればカンニングなど生徒の不正行為の監視や、防止にも役立つとしている。