スリランカ 第1四半期のGDPマイナス1.6% 過去10年で最低

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、スリランカ統計局はこのほど、同国の2020年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率が前年同期比マイナス1.6%にとどまったと発表した。前年同期の3.7%から5.3ポイント減となり、過去10年で最低の成長率となった。
産業別にみると、構成比7.3%を占める農業が前年同期比10.6ポイント減のマイナス5.6%、構成比28.4%を占める製造業が11.7ポイント減のマイナス7.8%とマイナス成長を記録。一方、構成比約58.3%を占めるサービス産業は0.6ポイント減の3.1%とプラス成長を維持した。