日本 インドの新型コロナ危機対応緊急支援で500億円の円借款

日本政府は、9月1日時点で累計感染者数が約362万人に上り、米国、ブラジルに次いで世界3位の多さとなっているインドの新型コロナウイルス危機対応のための緊急支援として500億円を限度とする円借款を供与する。また、日本政府は同国の保健・医療体制強化を目的として、保健・医療関連機材整備のため総額10億円の無償資金協力する。
インド政府は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、モディ首相のもと様々な保健セクターの改革を含めた各種対応を行っており、今回の円借款は保健・医療分野における同国政府の緊急対応に必要な資金を供与するもの。この財政支援を通じて同国政府が推進する保健・医療政策を後押しする。