欧州で中国の”脅迫”に反発広がる チェコ上院議長の台湾支持で

チェコのビストルチル上院議長が台湾を訪れて、台湾を支持する姿勢を示したことへの対抗措置として、中国の王毅外相が「深刻な代償を払わせる」などと述べたことに、欧州では「”脅迫”は受け入れられない」と反発が広がっている。
ドイツのマース外相は9月1日、王外相との共同会見の場で「われわれは国際的なパートナーに敬意をもって接する。相手にも同じことを期待する。脅迫はふさわしくない」と述べ、チェコへの連帯姿勢を示し、中国をけん制した。
スロバキアのチャプトバ大統領もツイッターで「脅迫は相互関係の本質に反するもので受け入れられない」と中国を批判し、フランス外務省も同様の立場を示している。