コメ増産へ休耕田を有効活用 農業省
インドネシア農業省は、中長期的に人口増に対応するためコメの増産に取り組む考えだ。このため、2013年に荒廃田、休耕田、遊休地や空き地などを有効活用する方針だ。
トゥングル・イマム・パヌジュ耕作用地整備・拡大局長は、休耕田など計25万㌶を有効活用するほか、生産性の向上にも力を入れる-としている。現在、1㌶当たりの収穫量は2~2.5㌧だが、同3万㌧を目指す。
予測では人口は2015年に2億5500万人になる。1人当たりの年間コメ消費量を135㌔㌘とすると、同年に3849万㌧が必要となり、73万㌶の水田不足になる。これが2020年には221万㌶、2025年には3755万㌶が不足する計算になるという。