東ジャワ州マラン県警が女性警察官のジルバブを一部解禁
東ジャワ州のマラン県警が10月から、女性警察官からの求めに応じ、毎週金曜日に限り試験的にジルバブ(ムスリム女性のスカーフ)の着用を認め出した。同県警はあくまでも試験的としているが、着用曜日を順次拡大していく方向だ。ジルバブの着用を巡っては、制服について定めた国家警察の規定にジルバブが含まれていないため、従来は女性警察官も着用が禁止されているとの解釈だった。だが、イスラム団体などから女性の信仰を侵害しているとの批判が噴出したことで、ティムール・プラドポ前国家警察長官は6月、従来方針を見直す意向を示していた。