クボタがインドネシアでパーム油廃液処理設備を初受注
クボタは11月13日、インドネシアスマトラ島において、パーム油廃液処理設備5基を受注したと発表した。これは、パーム油の搾油プロセスで発生する廃液からバイオガスを回収し、工場内の動力源として利用する設備一式。現地の大手パーム油メーカー、アジアン・アグリ・グループの子会社から受注。今年8月に契約を締結した。2012年10月のマレーシア、サラワク州での初受注に続く第2号案件で、インドネシアでは初めての受注となる。
設備機器は、原料貯留槽、発酵槽、膜分離槽、同制御設備のバイオガス回収設備一式。5プラントの納入場所はジャンビ州(1プラント)、北スマトラ州(2プラント)、リアウ州(2プラント)。廃液処理量は1プラント当たり日量420立方㍍で、発電量は同1200㌔㍗。2014年4月以降、順次稼働開始する予定。受注額は総額約13億円(プラント設計・機器調達・施工監理)。