台湾フォックスコンが14年インドネシアに工場建設へ
地元紙によると、台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループ(富士康科技集団)が2014年、インドネシアに東南アジア地域で初となる工場を建設する。同社は製造コストの安価なインドネシアへの進出を目指して、昨年から同国政府や地場企業と進出に向けた話し合いを続けてきたが、交渉はすでに大枠で合意に達していると伝えられる。
フォックスコンは米国アップルやデル、フィンランドのノキア、カナダのブラックベリーといった大手メーカーのマザーボードや各種コネクタをはじめ電子機器製品を受託、製造。大手携帯メーカーの電子機器製品の約4割を製造しているといわれる。現在は中国やブラジルなどに製造拠点を置いているが、人件費の高騰と、それに伴う労働争議の激化を受けて、東南アジア地域への進出を模索していた。