キオクシアHD 上場延期を発表 事業環境の先行きに不透明感

東芝から独立した半導体メーカー大手、キオクシアホールディングス(本社:東京都港区、旧東芝メモリーホールディングス)は9月28日、10月6日に予定していた東京証券取引所への株式上場について、同日の取締役会で延期することを決めたと発表した。
同社はスマホ向けのフラッシュメモリーなどを手掛けているが、大口取引先の中国のファーウェイに対し、米国政府が制裁を強めていることで、事業環境の先行きに不透明感が出ていることなどを受けたもの。