大和ハウス工業(本社:大阪市北区)と日本電気(本社:東京都港区、以下、NEC)は9月30日、10月1日から施工現場のデジタル化に向けた遠隔管理の実証実験を開始すると発表した。両社は施工現場における現場監督者や作業員の業務効率・安全性を向上させるため、大和ハウスの施工管理手法と、NECのAIを活用した映像分析技術・システム構築力を組み合わせ、施工現場の遠隔管理を実現する。
建設業では人手不足の深刻化とともに、高齢化の進行が大きな問題となっている。国土交通省によると建設業就業者の3割超が55歳以上である一方、30歳未満は約1割にとどまり、新規の入職者も減少傾向にある。