三菱電機インドネシアの業務開始を発表 連結230億円目標
三菱電機インドネシアは2012年11月に設立、今年6月から営業を開始しているが、11月14日、中央ジャカルタのホテル、ケンピンスキで式典を開き、業務開始を正式に発表した。同社は資本金600億ルピアでアジア三菱電機(シンガポール)が70%、三菱電機本社が30%を出資。従業員約50人。家庭用エアコンや冷蔵庫などの家電、自動車関連メーカー向けのファクトリーオートメーション(FA)、オフィス用の空調設備などを販売している。
同社はインドネシアを重要市場と位置付け、2015年までに連結売上高230億円を目指している。FAのインドネシア市場におけるシェアは10%以下、機械装置を制御するPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)のシェアは3%だが、今後は各装置のシェアを15%まで高めたいとしている。三菱電機は海外売上比率を現在の34%から40%まで引き上げる計画で、アジア地域での販路拡大を目指している。