豪の盗聴報道でイ・豪の亀裂深まる 駐豪大使に帰国指示
複数の現地メディアによると、豪ABCと英ガーディアン紙豪州版は11月18日、豪州の情報機関が2009年8月、インドネシアのユドヨノ大統領やアニ夫人、ブディオノ副大統領ら10人を”標的”に携帯電話の盗聴を試みていたと報じた。これを受けてユドヨノ大統領は同日、ナジブ・リファト・クスマ駐豪州大使の帰国と、豪州との協力関係の全面的な見直しを決めた。盗聴疑惑を巡っては、ブディオノ副大統領がアボット豪首相と会談するなど関係修復を図っていたが、これで両国間の亀裂は決定的になった。