ケーヒンのインドネシア第二工場が本格稼働を開始
ケーヒン(東京都新宿区)は11月18日、市場が拡大するインドネシアの二輪車・四輪車需要に対応するため、アジア12カ所目の生産拠点としてチカンペックに建設を進めていた、インドネシア子会社ケーヒンインドネシア(KID)の第二工場が14日から本格稼働を開始したと発表した。同工場では小型二輪車用電子燃料噴射システム(FIシステム)用インジェクターを量産する。同工場は、従来ラインに比べ生産効率を約25%向上させたインジェクター生産ラインを導入し、2014年3月末には年間生産能力が500万本となる予定。
今後ますます拡大する四輪車需要に対応するため、インドネシアで初めてとなる四輪車製品の生産を開始する。第二工場では12月からスプールバルブとインテークマニホールドを、第一工場では四輪車用電子制御製品(ECU)をそれぞれ生産開始する予定。