マレーシア・KL首都圏 10/27まで条件付き移動制限令発令

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、マレーシアのイスマイル・サプリ防衛相は10月12日、セランゴール州、クアラルンプール(KL)市、プトラジャヤ市を含むクアラルンプール首都圏で、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、10月14日~10月27日までの14日間の条件付き移動制限令を発令すると発表した。ただ、工場や事業所などの経済活動は停止せず、地域をまたぐ移動や外出制限が中心となる。
ムヒディン・ヤシン首相は10月13日記者会見し、国内経済への打撃を鑑みて、経済活動の停止を伴う全国的な移動制限令は実施しないことを強調し、対象地域を限定した移動制限令で対応するとしている。