タンゲラン県 雨季の洪水対策でため池13カ所造成へ
地元紙によると、バンテン州タンゲラン県は11月18日、雨季の洪水対策として県内13カ所にため池を造成する方針を明らかにした。県知事によると、頻繁に洪水被害に遭うパサール・クミスやソレアル、トゥルック・ナガなど6地区を造成予定地に想定している。具体的な設置箇所や設計、費用は今後詰めるが、一つの池で20~30㌶、水深8㍍程度の規模になる見通し。同県では2002年に72カ所で観測された洪水被害を、ため池や排水路などを整備を進めることで08年に32カ所、昨年は8カ所まで減少させている。