NEXCOがインドネシアMUNと技術協力セミナー
西日本高速道路(NEXCO)は11月20日、ジャカルタで民間高速道路運営のマルガウタマ・ヌサンタラ(MUN)と技術協力セミナーを開いた。NEXCOが技術・ノウハウを紹介し、ヌサンタラが運営面での課題を教え、相互にメリットのある協力関係を構築しつつ、将来的な連携を模索することが狙い。
MUNはインドネシアのアスファルト舗装の質が悪いため、舗装の内部あるいは下部にできた空洞を発見する方法を探している。道路補修費を得るため、路面を損傷させる過重積載トラックを数える装置の開発にも取り組む。情報を一元化する管制センターのシステムにも関心を示した。MUNはジャカルタ外環状道路(JORR)クボンジュルック~プンジャリンガン区間(9.7㌔㍍)の運営会社ジャカルタ・リンカルバラットに25%を出資している。