「LCGCは7万人の雇用を生む」ハッタ調整相が強調
地元メディアによると、インドネシアのハッタ・ラジャサ経済担当調整相は11月19日、地方代表議会(DPD)で、低燃費・低価格車への優遇税制政策「低価格グリーン・カー(LCGC)プログラム」は、7万人の雇用を生む政策だと正当性を強調した。これはLCGCが、交通渋滞を悪化させるだけ-とジョコウィジャカルタ特別州知事らの間で不評、批判を招いていることを念頭に置いた発言。
同調整相によると、この政策により製造業で3万人、派生的な物流や販売業などで4万人の雇用が生まれると見込まれている。さらに、この政策を受けて投資額は、自動車メーカーの5工場で30億㌦(約3000億円)、部品メーカーの80工場で35億㌦(約3500億円)に上ったという。